1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号
納付金制度については、昭和十七年に日本銀行法改正以來、納付金制度を採られたのでありますが、これは私は非常に問題があると思うのです。制益金の中から必要経費を引いて、残つたものを政府納付金として納める。その必要経費は見計らいになつてします。
納付金制度については、昭和十七年に日本銀行法改正以來、納付金制度を採られたのでありますが、これは私は非常に問題があると思うのです。制益金の中から必要経費を引いて、残つたものを政府納付金として納める。その必要経費は見計らいになつてします。
わが選挙法は、終戰直後、昭和二十年の暮に大改正以來数次の改正が行われ、またその間施行せられましたが、数回にわたる選挙の実際等にかんがみまして、その選挙制度の改善整備のために調査及び法律案の起草等の事業はまことに重大であり、かつまた困難の伴う仕事であると思うのであります。
何となれば、一昨年警察法改正以來、現在まで引続き所有権の移轉なくして無事に事が運ばれておるのであります。いまさら何の必要があつてこれが所有権の移動を行わなければならないのか、了解に苦しむ次第であります。たとい一歩を譲りまして、國家に所有権を移すことが正しいといたしましても、さらになぜそれを國家警察の手を離れて逓信省の所管に移さなければならないか、ここに大きな問題があると考えられます。
昭和二十二年の改正以來地方税におきましても、漸次重要な消費税が加えられてきたのでありますが、これらの税種はその脱税が容易であるため、現行の制度の下においては、必ずしも充分な捕捉が出來ませんので、今回これらの税種につきましては地方團体の徴税吏員に対しても國税犯則取締法に基くと同樣の権限を与え、その権限を強化し、脱税犯等に対しては、司法手続に加え行政手続を以て迅速且つ強力に罰金相当額の納入その他所要の処分
昭和二十二年の改正以來、地方税におきましても、漸次重要な消費税が加えられて來たのでありますが、これらの税種はその脱税が容易であるため、現行の制度の下においては、必ずしも十分な捕捉ができませんので、今回これらの税種につきましては、地方團体の徴税吏員に対しても國税犯則取締法に基くと同樣の権限を與え、その権限を強化し、脱税犯等に対しては、司法手続にかえ行政手続をもつて迅速かつ強力に罰金相当額の納入その他所要
そういう土地は明治元年の土地改正以來何回も役場の者が行つて調べて、そうして繩延びがあつた場合はこれをチヤンと直しておるのであります。そういう状態であるのです。これを山間地帶の大して稻のできんような、ないような土地はほつたらかしておりますが、立派な土地は大抵皆賣つておるのです。そういう状態であるのです。
例えば旅客につきましても、運賃改正以來定期旅客が殖えまして、定期外の普通旅客というものは減る傾向にございます。これは勿論社会の実情によつてそうなる点もございましようが、余りにも不当に定期運賃が安いということは、どうしてもそこに本当の意味の定期旅客でない定期旅客が殖えるということになつておる傾きがあるのではないかというような考えもあります。
尚、本年七月國民健康保險法の改正以來その趣旨の普及を図つた結果といたしまして、民生安定上欠くことのできないこの制度の再建氣運が相次いで各所に起つて來たのでありますが、何分にも全國民を対象とする制度でありまするので、これが再建整備を完了するには約半年を要するものと考えられるのであります。
○加賀山政府委員 昨年度の会計制度の改正以來、減價償却費を見ることに定まつたのでありまして、從來は減價償却はいたしておりません。
それから住民税の問題でありますが、住民税はなるほど仰せのように、昭和十五年度の改正以來、負担分担の精神を税制の上に立てるという方針を貫いて来たのでありますが、地方税体系の中の税目を検討いたしますと、地方税の中で彈力性をもつておる税種といいますのは、営業税と住民税以外にないのであります。現在の本年度予算で申しますならば、二百四十億円の税收入の中で、常業税が八十億円、住民税が約六十億円でございます。
しまたは處分をなす權限、法令または職權により命ずる費用を市の豫算に強制的に計上する權限、市長等が職務上執行すべき事件を執行しないときに、市の費用負擔においてこれを府縣が代つて執行する權限、市長助役ともに缺員の場合、官吏の職務管掌者を派遣しまたは臨時代理者を選任する權限を有していたのでありますが、これらの權限は本年五月三日地方自治法の施行と同時にすべで消滅し、その他の許可認可事項も昨年九月の地方制度改正以來減少